エッセイ日記

【理性の凄さ】人生をハンドルを握る人達。

こんにちは 使わなかったパックジュースのストローの使いどきがわから無いままずっと置いてある あやみです

皆さんは車というものを頻繁に使われていらっしゃるでしょうか?

私は二十歳そこらの頃に半年くらいかけて何とか免許をとったのですが、そもそも毎回試験に絶対一回は落ちるほどのセンスの無さだったのでいざ、乗る資格をあげます、さあどうぞ。と言われてもこの公道をまともに運転できる自信がなく(教習所で受けた心理テストでも最悪の『重大事故タイプ』に分類される始末…)それから一度も車を運転したことがございません。

人にそれを言うと

「馴れだからまずは乗ってみなきゃ」

「必要に駆られたら乗るようになるよ」

など色々意見をいただくのですが、まぁ幸か不幸か今の所、その必要に駆られる機会は無く、徒歩、自転車、電車、バスなどで日々移動しながら生きております。

そんな私が時々、すごいなぁ…と思うのが街中の何車線もあるような大きな道路が交差しあった十字路なんかを、これまた多くの車達が信号の移り変わりに沿って見事に規律を守って動いていく様子を見た時なんですよね。

これがAIによってキッチリ組まれたプログラムによって動いているのならまだ分かるのですが、そうではなく、この動きが車の中にいる人間一人一人の意思から出た操作によって成されていると言う事実に驚愕しちゃうんです。

もし、この大きな流れの中の誰か1人でも「反対にハンドル切ってみようかしら」なんてちょっと手元をグイっと逆に動かしただけで大事故になるかもしれ無いのに。

それが起きずにこうしてスムーズに右へ左へ直進へと当たり前のように進んでいくものですから。

何だかちょっと怖いくらいです。

まぁそんなことを人に言うと

「いやいや、そんなこと普通しないでしょ」とごくごく当たり前の回答が返ってくるのでしょうが、その普通が当たり前だと思えない私はまだまだハンドルを手で動かすより、自分の足をゆっくり動かしてこの地球を移動するくらいがちょうど良いみたいです。