エッセイ日記

【細胞変化①】気遣いの出来る足のイボ

こんにちは 寝る前にはリップクリームを塗る あやみです

 

以前何かの動画を見ていた時、心を変化させたら細胞まで変わって病気が治ったという事例のお話をしていてふと思い出したことがあったのでここで少しお話ししようかと。

 

それは今からもう7、8年程くらい前の時、何故かある日突然(ってことも無いのかもしれませんが体感的には本当突然)左足の甲にBB弾程の大きさのイボが出現しまして、一体何が原因なのかも分からないし、まぁいつか吹き出ものののように気が済んだら自ずと消えるだろう。

なんて思って放置しておりました。

ところがどっこい、そのイボは私が生まれてからずっとここにいましたけど?とでも言わんばかりのドヤ顔でしっかり根付き、それ以上大きくなることも小さくなることも無く、私の日常生活に馴染んでおりました。

それでも、

「まぁ特に問題も無いし放っておくか」

と思っていたのですが、季節が夏になりスニーカーからサンダルへと使用頻度が変わっていった時、そのサンダルの紐がちょうどイボの位置へ引っかかり歩く度に痛みを感じるようになりまして。

これは由々しき事態だ、この夏を何とか騙し通しても、これから先何年、何十年と同じように何かしらの場面でこのイボのせいでちょっとしたもどかしさを感じながら生きていかなければいけないのかもしれない。

そんな不安を抱え始めた時、私は一大決心をしました。

「そうだ、イボをちょん切ろう」

まるでコブ取り爺さんがコブを引き千切られるくらいラフなテンションでの発言ですが、一瞬の痛みでそのモノが無くなってくれるなら耐えようと、私は爪切りを用意し、刃をイボに噛ませ思い切りジョキンッと切り落としたのです!

この時まで私は、このイボは皮膚が変形しただけの硬化した皮膚の塊だろう、と思っておりまして、切った矢先にそこからドクドクと血が流れ出てきた時にはもうパニック!

『え、このイボ、血が通ってたん⁉︎』

急いで大量のティッシュで足の甲を抑えましたが、これが中々血が止まらず、蛇口の壊れた水道のように次から次へどドクドクと噴き出てきて焦る焦る。「頑張れ私の血小板!」と思うも、血小板も「いやいや、こんな思い切った切り口作られちゃ追いつかないよ」というもので、そこから小一時間大量のティッシュを真っ赤に染めながら何とか止血。

多少不格好な切り後だけど、これで大きく引っかかることも無くなるだろう。と胸を撫で下ろした私でした(因みに切った時めちゃくちゃ普通に痛かった)

が。

なんとその数日後。

 

イボは見事、元の形に復元されたのです。

 

『後編へ続く!』