エッセイ日記

【共感!】美容師さんが困るお客さんからの注文(笑)

こんにちは 納豆って、なんか助かる… あやみです

 そろそろ美容院に行かなくては…と思っているのですが、中々足が重く、伸びっぱなしのボサボサになって来ております。

そんな私が最後に美容院に行った時に、美容師さんとお話ししていた内容が、クリエイター(表現者?)としてあまりに共感MAXだったので、今回はそのことについてちょっとお話ししてみようと思います。

 美容院にて、いつも通りに最初は他愛もない会話を美容師さんとしていたのですが、しばらくして私がたまにクライアントさんからの注文を受けてそれを漫画などの形にしてお渡しする、という仕事をしたりしている。

という話になり、美容師さんもお客さん(クライアント)からの要望を受けて作品を作る人。という形としては似ていますね、という流れから話がヒートアップ!

注文を受ける際これが困る!」

「こういう風に注文してくれると助かる!」

などなど(笑)

因みに共通して「困る!」という注文方法は。

『なんかいい感じに』

である。

いや、いい感じってなんやねん!

あなたの思う「いい感じ」は何基準なの?いい映画、いい小説、いい人。何通りもあるよ!白ですら200色あんねんぞ⁉︎

これは美容師さんと笑いながら共感し合いました。

「プロに放り投げれば自動的に自分の理想のものが出来上がって戻ってくる」と思っている人多すぎてびっくりしますよね、と。

プロって言ったって、他の人よりか多少経験値が多いくらいの技術を持ってるってだけで、エスパーでは無いので「私の考えているイメージをそのまま反映してくれる」と当たり前に思ってる人が結構いて驚愕しますよね、って。

もちろん!その人が思っているイメージになるべく近づけたい、満足してもらいたい!という気持ちはいっぱいあるので、クライアントさんにもその完成形に近づける為の擦り合わせ作業に積極的に参加して欲しいって感じです。

簡単に例えると…、子供はほっといても大きくなる。と思ってるタイプに人に子供を預けられてしまった側の人間、って感じですかね…(いやなんだこの例え)

因みにですが、私が今までで一番困ったのは、漠然としたイメージだけ渡され、なんとか形にしてみたら多少修正を貰い『まぁ全然修正はしますけどね…』と、修正、提出、修正、提出…と何度も繰り返し、最後にはこれでいいと言っていた箇所を後半にまた変更出され、私も流石に

「最初ここはこれでとおっしゃられていたと思うのですが、どこか気になりましたか?」と聞くと

「自分、修正繰り返しながらイメージ固めていくタイプの人間なんで」

と返され、『修正作業の負担は全部私なんですけどぉぉ⁈』と脳内でブチギレたことがありましたね(笑)

(その方とは現在一切お取引はしてません(*´꒳`*))

あ、あと修正だけはめちゃくちゃ徹底的に指摘して「こう描いたらこうなるはずですけど」と高圧的にくるだけで、必死に修正しても挨拶も労いの言葉ひとつなく「ではこれで検収にさせて貰います」とだけ言われた取引も無理でしたね。「発注した側が圧倒的に立場が上」的な態度で始終やりとりが進んで行ったアレは精神的にキましたね。

(その方とは現在一切お取引はしておりません(*´꒳`*))

因みに現在は快くお取り引きさせて頂いているお方とだけのお仕事をさせていただいているのでとても穏やかです(*´꒳`*)

 

 そうそう!美容師さんのお話しです!

美容師さんが困る注文の仕方としてさっき言った「いい感じ」と、他にも芸能人(有名人)の写真の切り抜きを持ってきて、これと同じに」と言われるのも困る。とのこと。

髪型だけなら良いのだけれど、恐らくお客さんとしては「その有名人を含めたこの髪型でキマッタ写真」の洗練された雰囲気を求めて来ているんだけど、それは正直この芸能人だからであり、プロのカメラマンが写しフォトショで加工してるからいい感じに見えるのであり、ただこの髪型だけをコピペして再現したとしても「いい感じ」になるかは保証デキナイ!(汗)

という。

なるほど(深く頷く)

確かに、それで注文を受けてしまうとお客さんとしては「この写真のようになるんだ!」と言うかなり高いハードルイメージを抱えてしまうので、仕上がりとのギャップに落胆してしまうかもしれないですよね( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

ので、美容師さん曰く、イメージする髪型がある場合、その髪型だけ分かるような(色んな角度からの写真等)ヘアスタイルの画像や、カラーの場合も同じように画像などを持ってきて

「こんな感じの髪型(長さは各々)で色はこの画像の色に近い感じで」

と、他に余計な情報の無いシンプルなデータだけを持って来て貰った方が進めやすい。とのことでした。(そのデータを元に、さらにその人の髪質や雰囲気に合わせて美容師さんからさらに提案してみたりとアイデアを擦り合わせていく感じで)

 

と、色々お話しして「分かる〜」「あるある〜」と共感し合っていたのですが、ふと。

「因みに今までで『おかませで!』って注文してくる人っていました?」

と聞くと、流石にそれはその方の美容師人生の中では無かったそうです。(完全おまかせでは無いけれど、あまり要望が無いのは男性の学生さんが多いそうです)

長くなってしまいましたが、皆さんも美容院に行く際は、なるべく具体的なイメージを持って、それを伝える為のツールをしっかり用意してから行かれることをお勧めします。

やっぱり口頭だけで人に自分の思いや考え、情熱を伝えるのは限界があるもんです。(´-`).。oO