エッセイ日記

【知識の棚】新しい可能性を求め過ぎちゃって

こんにちは ぎっくり腰はまだなったことがありません まだ ね あやみです

ショッピングモールなんかに行くと、何の用事も無いのについモール内の本屋にふらっと寄ったりしちゃうんですよね。昔はとにかく義務かのように漫画を沢山買っていたりしましたが最近はそれ程大量に買うこともなく、本も目的を持ったものだけを手に入れるようになりました。

ただ、本屋という空間(図書館も同様)はとにかく可能性に満ち満ちた空間に思えて胸の内がわくわくして気持ち地面から1ミリほど浮いたような心持ちになったりするんですよね。

何かの折にたまたま手に取った一冊を読んだ後、それが常に満杯にあるわけでは無いけれど、静か〜に胸のどこかにあって、時々ふとした瞬間にその内容を反芻してはまた噛み締めてじんわりまた自分の中に落としていったりなんかして。

それなりに長くその世界に浸って楽しむことが出来たりするので、これからの自分の人生において貴重な感覚を見せてくれた素晴らしい出会いだったなと。

この感覚を知っているからこそ、つい、心がささくれてくさくさした時なんかに短絡的にこの方法を使って心を満たそうと無理に本を読んでもそれはそれで中々スムーズに入って来なかったりするんですよね。

なのでつい、本屋や図書館に行って

「ここにある無限の可能性達が私の気持ちを違うところへ連れていってくれるんじゃないか、いや、そうでないと困る!」

となっている自分に気がついた時は、あえて手に取らないようにしております。

おそらくそういう時は何かを入れるよりも、「抜く」方がいいんだろうな、と。

何も入れない、何もしない、ということが苦痛で、何かしてないと落ち着かない!って人も沢山いらっしゃると思うのですが(いやまさに私なのですが…)

そういう時こそ

「じゃあ何故何かしてないと嫌なの?」「何故何かを入れたいの?」という自問自答タイムをしてみると、少しずつ荒ぶる気持ちが治ってきたりするんですよね。

今私が何に焦っていたのか、何に不安を感じていたのか、それらの輪郭がハッキリしてくるとそれをどう扱えばいいか少しだけ分かってくるみたいで。

そうして穏やかになった心に、時々新しい世界観(本)という一石を投じてゆらゆら心を揺らすくらいが心地良かったりするんですよね。

あれ、何が言いたかったんだっけ。

とりあえず、本屋って、ワクワクするよねって(笑)