こんにちは 天気のいい日に散歩しないと罪の意識を感じる あやみです
先日、机の上でブログを書くためにキーボードをガチャガチャやっていたのですが、その際にふとすぐそばで「カチッ」という何かがハマったような音が微かに聞こえ。
「何の音だ？」
と思いつつ、周りを見渡すとすぐにその音の正体がわかりました。
それは目覚まし時計のアラーム設定をした針の場所に時間が来た時の音でした。と、いうと。
「？どゆこと」
と思われるとおもうのですが、アナログ時計のアラームを設定する時って長針と短針以外に、『この時間にアラームがなるように』と示す針があるんですよね。
「カチッ」の音はちょうどそのアラーム針の時間になった時の（時計内の歯車の？）音だったようです。
その針はもう遥か昔に触ったきりなので、おそらくいつもその時間になったら人知れず微かに「カチッ」と音が鳴っていたのかもしれませんがこの日までさして意識することが無かったのでしょう。
あ、因みにアラーム針がそこにあるだけで、アラーム機能をONにしている訳ではありませんのでもちろんアラームは鳴りません。（今はただ時間を確認する為だけに机の上に置かれているだけ）
さらに言うとこの時計のアラーム音はそれなりにけたたましく、昔ながらの頭上の二つのベルを交互に叩き鳴らすような感じの、あの音が出てきます。
なので、そんなに使った記憶はないのですが、そのアラーム針は「5時」を指しているんですよね。
「5時」でアラームをかけているのだから恐らく朝の5時だとは思うのですが…。
果たして私は一体いつ、朝の5時に起きなければならないことがあったのだろうか？
今まで働いてきた仕事でも早くて6時に起きるくらいで、それ以外は10時に起きたり何なら昼過ぎてからの起床で、朝の5時に起きて動かなくてはならない日とは一体いつのことだったのだろうか？
正直全く思い出せないが、その時間にアラームをセットしたことがあるんだろうからその時間に針が置かれているんだろう。
私は結構学生を卒業してからあっちへこっちへとフラフラ色んな所で仕事などをしてきたのですが、その都度「この度は一体どれだけの期間ここで過ごすのかな〜」なんて思い、次第に慣れてくるとここ以外の生き方なんて自分には出来ないんじゃないか、と毎回自分の中だけで勝手に世界を狭めて頭を抱えるのですが、最後には結構ケロっとしてあっさり別の場所に行ったりするんですよね。
もしかしたらこの「5時」もそんな頭を抱え過ごした日々の中で設定していたのかもしれませんが、今こうしていくら考えてもさっぱり思い出せないもので。
人生って、こんな風に「あ〜そんなこともあった気もするけど…よく覚えてない！忘れた！（笑）」って笑ってそれまでって出来ちゃうことが増えていくんですよね。
そうやって昔をほんのり忘れて笑い飛ばして、そして今の楽しいことにも全力で笑って、今が過去になった時にまた笑って。
死ぬまでにほんのり忘れながら幾つ笑えたかが案外楽しいのかもしれないですね。
（因みに今はスマホから流れる穏やかな音楽をアラームにしてますが、穏やかすぎて心地よく二度寝してます）( ◠‿◠ )
