こんにちは 風鈴の音ってどうしてこう涼しげなんでしょうね あやみです。
夏って、怪談話が定番ですよね。
だからと言ってこれといった怪談話を持っているかと言われると、霊感も何も無いのでお話し出来ることは全然無いのですが、唯一(?)「あれは何だったんだろう…」と今でも時々思い返すことがありまして。
それは私が高校生だった頃、いつもバスで通学するのですが登校時間ギリギリのバスにの乗ると人が混み合って落ち着か無いので、いつも友人と一緒に早めのバスに乗って登校してたんですよね。
早めのバスに乗るのは基本部活の朝練があるような人たちばかりで、そこまで人も多くなくゆったりと座席に座って学校に着き、人気の少ない校舎で朝の時間をのんびり過ごす為に美術部だった私は朝練(?)と言う名目で先生から美術室の鍵を借りてそこで持ってきていた菓子パンを朝ごはんに食べたり、友人とおしゃべりして過ごしておりました。
そんな中ふと、トイレに行きたくなって友人を残し1人で静かな校舎を歩いて近くの女子トイレに入ったのですが…。
『え、え、え、誰かいたな。いたね。いたよね。え、何で個室の出口で立ち尽くしてんの、え、出ないの、出ようとしてたところ?え?』
と、静かにパニック。
少しフリーズした後、踵を返して早足でトイレから立ち去り違うトイレへ行って美術室へ戻りました。
トイレから去る時に誰かいた個室に目を向けるのは何だか恐ろしくてできませんでしたが、流石にそのトイレで別の個室に入って用をたそうとは思えず…。
美術室に戻るとたまらずさっきの出来事を友人に「…ねぇちょっと聞いて〜…」と恐る恐る聞いて貰いました(笑)
もしかしたら同じように朝練に来ていた文化部の子だったのかな〜、とも思ったりもするのですが、じゃあ何故私がトイレを覗いて奥まで入って行く過程でそこから動こうとせずただ立ち尽くしていたのか。
さらに言うと当時私の通っていた高校では『ある女子トイレに幽霊が出る』と言う噂もちょっとありまして。先生が放課後生徒が残ってないか見回りをしていたら、ある女子トイレに人が入って行くのが見えて中まで入って確かめに行ったが誰もいなかった、とか。他の生徒さんでも先生のその話を聞いて、実は自分も見ました。という目撃例が出たりだとか…。
でも私が行ったトイレはその例の場所のトレイとは違う女子トイレだったんですよね。なのでそれには当てはまらないよね、と思ってみたり。
(もしかして女子トイレから女子トイレに移動可の能力を持ち合わせてる?)
それ以来朝方はそのトイレに行くのを躊躇っていましたが、しばらくするとそんなことも忘れ普通に過ごすようになりました。
コレが怪談になるのかどうなのか、いまいち何とも言えないお話でしたが、唯一それっぽい話として私が出来るのはコレくらいでした(^^;
まぁ、あとは、一番怖いのはやっぱり生きてる人間ですからねぇ。(遠い目)