こんにちは シールっていくつになってもワクワクする あやみです
皆さんはいつもの日常の風景、景色が光り輝いて見えたことってありますか?
これは私が↓の記事のような状態になった時。
(次の瞬間には死ぬかもしれないと思った時)
に起こった現象…というと大袈裟ですが、自分でもちょっとビックリした感覚だったのですが。
体の不調に気が付き「あ、やば、死ぬ」と思った瞬間。慌てふためくよりもただイスに座って目の前の机の上に広がる物たち(筆記用具、本棚、パソコン、デスクライトetc…)を、目をパッチリ開いてゆっくりゆっくり一つ一つ眺めてたんです。
と、言うのも。何故かいつもそこにあるただの物だったはずのそれらが
ものすごく輝いて見えたんです。
なんて言うと、光を放ってピカピカ点滅するかのような表現に聞こえますが、そうではなく。今まで自分とその物との間に知らずに入っていた薄いフィルターを全部取っ払って、新鮮な風で一気に空気を洗い飛ばして言った後かのように全てがクリアに、一つ一つが本来持っていたであろう輝きを存分に解き放っているかのように全てが美しかったんです。
それらがあまりに美しくて尊くて、流し見することすら許されずただ目を見開いて一個一個ゆーっくりじーっくり鑑賞してました。そして、
「ここにあるもの、そうで無いものも、こんなに美しかったんだ…。そうか、ここにあるのは、私が生きてきた上で一つ一つここにこうして集めて来たんだな。けど、そうか、全てを置いて行くんだ」
なんてことを、まだ物たちをじーっくり見ながら思っていて、そしてそこに転がってるガムの包み紙や、ゴミ箱に転がるティッシュにすら「ああ、なんて美しいんだ」って思ってたんですよ。
この世には「ゴミ」なんて無かったんだ!
全てはこの世界にしか無い宝物だったんだ!
って、めっちゃ感動してたんですよね。
けどその後、母に話して全然体調不良じゃ無かったと分かった瞬間、景色はいつもと同じクオリティにさっさと戻ってしまいましたけど(笑)
けどそうなった時、昔どこかで見た記事かテレビだったかで、戦場ジャーナリストかカメラマンだったかの方が(ネットで検索したのですが情報見つからず…)捕まって殺されかけた瞬間、目の前の花(か石だったか)がもの凄く美しく見えた。って言っていたのを思い出して、それと同じような感覚だったのかもしれないな〜と思ったりします。
なんでしょうね、死を悟るとこの世がいかに尊い世界であるかを思い出すのかもしれませんね。(笑)