エッセイ日記

【時と読書】大人になったら分かると信じて待ったけど

こんにちは 料理は勢い あやみです

以前友人と、『読んだけど未だに理解出来てない内容の本』の話をしました。

友人はその本の結末がどうしてそうなるのか理解出来ないけど、何だか好きで何度か繰り返し読んでいる本がある、とのこと。

私は少し違うのですが、ずっと気にしてる本があって繰り返し読める日がいつか来ればいいと思っている、というもので。

私が高校生だった頃、図書室に村上春樹さんの「海辺のカフカ」が置いてあるのを見つけ、どんな話かと嬉々として借りたんですよね。と言うのも、それ以前に借りた村上春樹さんの「東京奇譚集」と言う短編集が面白かったので、同じ作者さんの話なら、これはきっと面白いに違いない!と思ったのですが。

読み終わった後…。

「………??」

と、頭にクエスチョンマークしか出てこず、一体どういうお話だったのか全く理解出来なかったんですよね。

あれ〜、私読み方間違った?いやいや、別に読み方云々という訳では…。なんて首を傾げながら本を返却する際図書室の先生に、よく分からなかったんですよね、と伝えると。

「中田さんという男性に注目して読んでみるといいかもね」

とアドバイスを頂きまして、ではまたいつか読む時があったらそうしてみます。

と、言ったきり今のいままで一度も読み返しておりません。

当時の私は

「自分がまだ16そこらだから理解出来ないんだ、大人になればきっとすんなり理解が出来るかもしれないから、もっと大きくなったら読み返そう」

と思ったのですが。今、だいぶいい大人になった私ですが、正直今読んでも理解出来ない自信しかありません!(ドヤッ)

けど、そんなことを言っていたら恐らく死ぬまで読まないでしょうね、私という人間は。

今年中…いや、3年以内…。

 

死ぬまで…には…。

ね。