エッセイ日記

【一人称】「うち」が「わたし」になるまでに…

こんにちは 炭酸水が美味しい季節になってきました! あやみです

突然ですが皆さんはご自身のことをなんと呼んでおられますか?

「私」「俺」「僕」「あたし」「うち」「自分」「名前」…

色々ありますが、大多数の方は大人になると「私」「俺」「僕」のどれかになっていく気がします。(さらに上まで行くと「わし」も出てきますね)

これ、以前にももしかしてブログに書いたことがある気がするんですが、私は一人称を長く「うち」を使っていたので、そこから「私」に変えるのにもの凄い抵抗があったんですよね。

そもそもまだ私が幼稚園児だった頃。その頃私は自分のことを「あやちゃん」と名前で呼んでおりました。(小さい子あるあるですよね)

けれど私が幼稚園から小学校に上がる際、父さんから。

「自分のことは「わたし」か「うち」のどっちかで呼びなさい」

と言われ、その時なんとなく「うち」を選び、そのままずーっと私は自分のことを「うち」と呼び続けたのですが、学生を卒業してこれから社会人だ!ってなった時。さすがにこれからは「私」って言わなきゃって思ったのですが…。

 

これがまぁ難しい!

 

それは習慣から抜けるのが難しい、というよりも。自分のことを「私」って言うのがとてつもなく恥ずかしかったからなんです^^;

一体どこが?って思われるかもしれないのですが、「私」って言うと、いかにもわたしは女性です♪ って感じになる気がして、小っ恥ずかしくて辛かったんですよね。

いやいや、女なんだからいいじゃないか、って話なんですけど。

例えば、山奥で野ザルのようにはしゃいで遊び、毎日泥だらけの格好でいい感じの棒を見つけて振り回しながら遊んでいた子が、いきなり都会で暮らすことになり、アイロンをしっかりかけた清楚なお嬢様学校の制服を着せられ、毎日ご機嫌よう、と挨拶をしなければならなくなった。

みたいな感覚だったんです!(野ザルて笑)

ただもう今となっては、社会に出るのにネクタイ締めるように、マナーの一環として「私」と言い続けてたら、違和感が無くなっちゃったって感じです。

それでも時々、昔っからの友人(野ザル仲間笑)と気兼ねなく話してる時とかは、今でもたまに「うち」って言っちゃいますね。(自分、も結構言ってるかも…)

 

⦅因みに中学生の頃、私がいた班は皆一人称がバラバラで「わし」「おら」「自分」と、かなりバリエーションが豊富でした♪⦆