エッセイ日記

【ヒプノセラピー体験談】オンラインでヒプノセラピー受けてみた!③

こんにちは 夏の日差し光線に焼かれてしまいそう あやみです

前回の記事↓

に続きまして、今回もヒプノセラピーをオンラインで受けてみた体験談の続きを書いていきたいと思います!(3回目です!)

前回先生の誘導と、それに必死についていこうとする私の脳内イメージ千本ノックの結果、なんとなくイメージしたヨーロッパ的な海沿いの街に降り立った私でしたが、それから先のイメージが何も湧かず、それから先生の誘導によって今度は私の過去(インナージャーニー)を見にいく流れへとなったのですが…。

先生の誘導によってなんとかイメージしたのは、私がまだ7、8歳くらいの頃。

小さな私は、昔の子供部屋の空間(兄と机合わせで半分ずつにしてた気がする)で机に向かってもくもくと絵を描いている様子。

そんな様子を横から客観的に見つつ、「絵描いてんな~」と他人事のように思う私。

先生の誘導で、私の人生におけるトラウマ…と言いますか。「どうしてこんな性格になってしまったんだろう?」と思える原因に会い、そこに今の私でアタックをかけて原因となる部分を解いていく。

というような流れなのですが。正直、そこまで大きなトラウマも無いし、あっても今に至るまでに自己完結してしまった部分もあるので、今さら何を見つけにいったものだか…。なんて思ったりもしたのですが…。

少しだけ、「もっとこうだったらな…」と思う部分があったので、その根源となる部分の自分に会いに行きたかったのかもしれません。

それは

『もっと自信をもって人目を気にせず絵を描ける人間でありたかったな』

と言うもの。

まぁ今では結構自分の癖出しまくって描いてることもあるので、大きな問題ではないのですが、やたら人の目やどう思われているか気にしてしまうタイプだったので(今でもあるな)それを意識しだした頃がこの頃の私だったような気がするんですよね。

私は絵を描いてる小さな私にゆっくり。

『絵、描いてるんだ』

と話かけると、こっちを向かずちょっと間を開けてばつが悪そうに「うん」と返してくる小さな私。この仕草も。

《分かるな~》

なんて思っちゃうんですよね!話しかけてくる大人が次にどんな言葉をかけてくるか分からないから完全に心を開いてない感じ。心を開いてなければ「下手な絵」と言われてもまだ耐えられるし上辺で褒めてきても、そんな口車には乗らないぞ。という意地の張り方!

それを分かってるから、私は同じ目線にしゃがんで

『絵描くの楽しいもんねー…』

と、同じ絵描き仲間として声をかけてみる。すると今度は目は合わせないものの、ちょっと声が軽やかになって「うん」とすぐに返ってくる。そんな小さな私に対して、今の私は何て声をかけてあげたい?と先生が仰るので、ちょっと間をあけて今度は、私がちいさな私に、話をしてみる

『なんて言われるか分からないから、誰かに絵を見せるの嫌だよね。でも多分ね、皆君が楽しそうに描いてさ、楽しそうにそれを「描いたよ!」って見せてくれたら、それが嬉しいんだと思うよ。変なことになったらどうしようって思うだろけど、そうなったらならそれでいいんと思うよ』

昔っからやたら人の目を気にしてた私は、自分の内側から出たむき出しの作品を少しでもからかわれたり、茶化されたりしたら物凄いダメージを受けてしまって自分の中に閉じこもってだんまりを決め込むタイプだったので、作品を作るのも、それを誰かに笑われるのも怖くて無邪気に表に出そうとしなかったんですよね。

でも今思えば、周りの大人たちも「どう言葉をかけたらこの子が心から喜ぶんだろう」と頑張って言葉を選んで接してくれていたんだろうということも分かるもので。お互い不器用だったんだなぁ…なんて思います。

マイナスに言われたら傷つくし、かと言って褒められても「本当はそんなこと思ってないくせに」なんて思ってムーっとするし。やっかいな性格でした(笑)

けど小さな私に、今の私がそうやって話をしてみると、少し間があったものの意地の張ってない声で「うん」と返事が返ってくる。きっと小さな私も分かってはいたものの、それを受け入れ実行する勇気は無いし、性分的なこともあるので中々素直に出来なかったんでしょうね。

けどこれは”同じ私からの素直な言葉”だったので、小さな私も素直に受け取ってくれたのかもしれません。

それなりに私に心を開いてくれた小さな私を、先生の誘導で抱っこしてあげたのですが、自分を自分で抱っこしてるというのはなんだか変な感じでしたが、でもこの時。

《あ~、これで私はもう大丈夫ね、これからきっと少しずつ絵を描くことを素直に楽しんでいってくれるんだ》

と、ちょっと心が軽くなったような気がしました。

その後も先生の誘導によって色々アクションがあったのですが、正直ここら辺になるとちょっと眠気が襲ってきていて、それとの闘いでイメージが混線してるようになって意識がふわふわしておりました(笑)

それから小さい私とバイバイして、先生の誘導でさっきいたヨーロッパ風の場所に戻ることに!

《え!そこ戻るの?!いや~多分なんも変わらないと思うけどな…》

とちょっと焦る私。しかし先生の誘導は進んでいくのでまた頑張ってイメージ!!

頑張ってイメージすると、さっきいた崖っぷちにまた立つ私の姿。けど景色は夕方でその沈む夕日を見てる私。「人はいますか?」と聞かれたので、「いや誰もいないよなぁ…」と思いつつ街並みを振り返ると、外には誰もいないけど、恐らく家の中には生活してる人々がいる気がする。との感覚。

そしてそこでイメージ旅行は終わりとなり、先生の誘導でまた現実世界に戻ることに。(けど先生の合図がなくてもほぼ催眠状態に入って無かった私はいつでも起き上がれた気がする(笑))

起き上がってから先生とまたリモートで見えた景色や小さい私についてを話しをして、丁寧にお別れをして、ここでオンラインヒプノセラピーは終了しました。

正直!

私のイメージでは、スッと催眠状態に入って私が頑張らなくても自然と色んな景色や情景が浮かんでくるものだとばかり思っていたので

「え~!!なんかめっちゃ意識しっかりしてたし、先生の誘導の言葉に合わせてめちゃ頑張って妄想イメージ膨らませて感じだったけど、これでいいの?!」

という複雑な気持ちで、終わった後もやもやしつつぼーっと午後を過ごしておりました。

《オンラインで色々手間取ったし、対面じゃなかったからかな…それとも私が催眠にかかりにくい人間だったのかな…》

と色々考えつつ、めっちゃ頭を使ったせいか眠くなってぐっすりお昼寝をして、夕方に目を覚ましまたぼーっとしていたのですが、ヒプノセラピーで感じた色んな事を一つ一つ辿っていると…。

気が付いたらボロボロと泣いていた私。

と、いうのも…。

 

【ヒプノセラピー体験談】オンラインでヒプノセラピーを受けてみた!④

に続きます!!