こんにちは 音楽に合わせて身体が自然と動くって結構幸せ あやみです。
私が高校生だった頃、ある本に。
『サメは、人間がサーフボードを漕ぐ姿が
カメのように見えて感違いして食べようと
するけど。カメじゃないと分かったら
興味を無くすから、そこで慌てない方が
いい。サメに襲われて死ぬ原因はそこで
パニックになって溺死してしまうからだ』
と、書いてあったのを読んで。
死にそうになってパニックになっている時
程、冷静になることの大切さを
遠い昔に一度味わったな…。
ということを思い出したことがありました。
![](https://i0.wp.com/ayamiusagi.com/wp-content/uploads/2018/02/ブログ30.0214.1.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
それは私が幼稚園か、小学低学年の頃か…。
(まぁとにかくオチビだった頃)
私は時々、暇な時に兄がゲームをしている
のをただ横で見てる時があったのですが。
兄はゲームに全神経を集中させていたので
私は本当にただただ暇で、親に買って
もらったお菓子(おもちゃがメイン
でおまけにアメがいくつか入っている)
のアメを一個ずつ食べてゴロゴロして
おりました。
落ち着きのない私はアメを
舐めながらも、ゴロゴロ、ゴロゴロ…。
していたのが悪かった。
次の瞬間。
そのアメはするりと私の
喉の奥へと綺麗にすべり落ち。
喉の中間でピタッと止まったのです!!
![](https://i1.wp.com/ayamiusagi.com/wp-content/uploads/2018/02/ブログ30.0214.2.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
大、パニック!!
息が出来ない!
苦しい!
これ…
これは………
![](https://i2.wp.com/ayamiusagi.com/wp-content/uploads/2018/02/ブログ30.0214.3.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
幼い私はとにかくパニックになり
目を丸くさせ、喉からヒューヒューと
微かに息を漏らすばかり。
そして思うわけです。
助けを求めなきゃ!と。
その時近くにいるのは兄だけ。
私はゲームに集中している兄に微かな
声で今の状況を説明しました。
…とは言ってもパニックになっていた
ので単純に。
「アメが喉に詰まった!」
くらいの事しか言えて無かった気がします。
そして兄から返ってきた言葉が。
![](https://i1.wp.com/ayamiusagi.com/wp-content/uploads/2018/02/ブログ30.0214.4.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
その瞬間、私が一番恐れたのは
『兄の機嫌を損ねること』
でした。
ゲームに集中している時に横で邪魔したり
余計なことをすると、機嫌を悪くさせる。
と、分かっていた分。
これ以上何か言ったら、怒られる。
という
恐怖心が呼吸困難の苦しさに
……勝ったんですよね。
![](https://i0.wp.com/ayamiusagi.com/wp-content/uploads/2018/02/ブログ30.0214.5.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
「これ以上兄を刺激してはいけない」
とたんに冷静になった私は、喉とアメの
僅かな隙間(ハート型だったので隙間は
あったのです)へ全神経を集中させ
慌てず、その隙間からゆっくり呼吸をすれば
息は出来る…。
と分かった私はその後。無駄なモーションを
とらず、ただじっとイスに座ってこの苦しい
時が過ぎるのを待ち続けました。
そして遂にその時は来た!
喉に引っかかったアメが次第に溶けだして
ある瞬間に。コロッと胃へと落ちていった
のです!(T_T)
もし……その場に兄がいなかったら。
ただずっとパニックになって無駄に酸素
を消費し、最悪本当に窒息死していたかも
しれない…。
いつの間にかその出来事をあまり
思い出さなくなっていたのですが。
高校生になり、初めに言いましたあの本の
一節を読んで。
『死にそうになってる時程、冷静になる
事って、そういや大事だったよな…』
なんて思い出したりしてました。
しかし…死にかけてるその状況よりも
優先すべき恐怖がそこにあるって。
中々そんな状況も無いですよね^^;
とにもかくにも。
生きててよかった!!ってお話です(笑)
皆さんも、サメに噛まれても冷静さを
保てる精神力を身につけましょうネ☆